こんにちは、ぽりんです!
今日は妊娠とストレスの関係について
お話しようと思います。
よく、

ストレスは妊娠の妨げになるので
ストレスを溜めないようにしましょう。
ってクリニックなどで言われませんか?
私は先生からも親からも
めちゃめちゃ言われますw
じゃあそのストレスって
実際に妊娠の過程のどこに関係があるのかご存知ですか?
恥ずかしながら、わたくしぽりん、
詳しいことは、まったく知りませんでしたw
なんとなーく
ストレスは不妊治療の大敵っていう
イメージだけはあったけど、
実際にどこに影響があるのかは
知らなかったんですw
看護師なのに恥ずかしや・・・w
それでは一緒に学んでいきましょう!
ストレスと卵子の質は関係ない
よく「ストレスが卵子の質に影響しますか?」
という質問をいただきますが、
答えはNOです。
卵子の質とは、妊娠する能力があるかどうか。
つまり、染色体が正常であるかどうかなのです。
染色体が正常でないと、妊娠はしません。
これは卵子という細胞の特性なのですが、
質を決めるのは「年齢」だと言われています。
年齢を重ねると、
正常な染色体の卵子の数が減ってくるので、
自然妊娠が次第に難しくなるのです。
人にも状況にもよりますが、
なるべく早く体外受精に踏み切ったほうが良いと言われるのはこのためです。
ストレスを感じる脳は、排卵を司る脳の隣にある
図のように、
人はストレスがかかると
大脳辺縁系の扁桃体っていうところから
視床下部に指令が行き、
さらに視床下部から下垂体に指令が行き、
腎臓の上についている副腎っていうところの外側、
副腎皮質からコルチゾールっていうホルモンが出されます。
コルチゾールは脳の視床下部にある受容体に運ばれて、体を正常な状態に保とうとします。
つまり体を整える働きをしてくれます。
これを恒常性と言います。
その神経核と、排卵を司るホルモンを出す神経核が隣同士にあるので、
ストレスを感じると副腎皮質が過剰に働いて、その影響で排卵ができなくなるんです。
あーもう聞きなれない言葉ばっかでイヤになりますよねw
わかりますw
つまり、簡単に言うと、
ストレスがかかり過ぎると、排卵しなくなってしまう
ということです。
ストレスに関係あるのは「排卵」のみ!
だから、ストレスに関係あるのは「排卵」についてのみ。
受精や着床に、ストレスは関係ないんです。
着床しにくいのは、異物に対する拒絶反応が強い人だそうです。
だから、なかなか着床しない場合は、
着床(排卵日から1週間後)を狙ってタイミングを取るのがいいそうです。
すると女性のリンパ球が精漿に含まれるリンパ球を攻撃するため、
受精卵を攻撃する力が弱くなり、着床する可能性が高くなると言われています。
また専門的な用語、すみませんw
ストレスをコントロールできたら妊娠しやすくなる
もちろん、ストレスだけが排卵障害に影響しているわけではないのですが、
ストレスをコントロールできれば排卵障害のリスクを減らせるってわけです!
人にもいろんなタイプの人がいて、
ストレスを溜めない人もいれば
ストレスを溜め込んじゃうタイプの人もいれば、
ストレスをストレスと感じていない人もいます。
もちろん、不妊治療や流産でいろんなホルモンバランスが崩れて
不安定になるのは身を持って経験しているので理解しています。
でも、普段から
ストレスマネジメントができていれば、
受ける影響は最小限に留められるので、
排卵障害を防げる可能性が高くなるってことなのです!
その方法を今後細かく紹介していこうと思います!
これで必ずあなたはストレスに勝ち、
少なくとも排卵についての課題は
クリアすると思います!
乞うご期待!