こんにちは、ぽりんです!
今日は、巷で何かと話題になっている
HSPについて話していこうと思います!
HSPとは、
Highly Sensitive Personの略で
「非常に敏感な気質のを持った人」
という意味で使われます。
- 周りの人が言ってることがすごい気になる
- 気疲れする
- 音は匂いに敏感
などなどHSPの特徴はホントに様々です。
びっくりしたのは、
人口の約20%、つまり5人に1人が
このHSPの性質を持っているということ。
そこそこ多い。
そしてこれは後天的な性格というよりは、
生まれ持った性質で、
生涯変わらないということ。
もっと言えば
HSPは人間に限らず、
虫・鳥・魚・犬・猫など
100種類以上もの動物にも
同じ性質がみられるらしいので、
もはや
生き物全体の生存戦略と言っても
過言ではないと言えます。
ちなみに、うちの太郎(愛猫)は
完全に、HSPですw
これダーリンに言ったら

ただのビビりやろ
って言われたけどw
そう言ってるダーリンは非HSPwww
このHSP、
妊活している方、
不妊治療を受けている方、
流産を経験した方にも
多くいらっしゃることでしょう。
もしくは、
HSPじゃないけど、
こういった時は特に敏感になりやすくて
一時的にHSPのようになる人も多いと思います。
今回この記事では、
HSP、つまり繊細さんの特徴を解説する
だけじゃなくって、
非HSP、非繊細さんが繊細さんと
どう接していけばいいか
ぽりん独自の見解を交えて話していきたいと思います。
HSPの代表的な振るまい3選
HSPは1996年に
エイレン・アーロンさんていう心理学者が
提唱した概念で、
兎にも角にも感受性が強いのが特徴です。
あらゆるものがよく見える
人が意識しない音もよく聞こえる
それだけじゃなく
周囲の状況や
他人の発言内容に対しても
とても敏感にいろんなことを感じとって
何より、
得た情報を深く深く処理します。
一見、
神経質な人、心配性な人、
考えすぎる人と
思われてしまう。
一般的なHSPの特徴は
ググれば山ほど出てくるんですが、
ここではより分かりやすく、
職場での繊細さんの特徴を
3つあげてみます。
- 依頼を断らない
- 文句を言わない
- 1を聞いたら10まで考える
具体的にみていきましょう。
依頼を断らない
「今空いてる?」って聞かれて
急な業務を依頼されたとき、
「全然空いてないけど・・・」
「でも頼む人いないのかな」
「まぁ内容によっては引き受けるか」
「他の人に断れたのかもしれないし」
「断ったら印象悪いよな・・・」
わずか数秒の間にここまで考えるのが繊細さん。
でも、こういうことを考えてるってことを
相手に悟られないように、
細心の注意を払いながら
何事もなかったかのように
「はい大丈夫ですよ」と笑顔で答えるんです。
そして、必死こいて片付けます。
ときには自分の仕事を後回しにしたり
残業になっても自分が引き受けたからと
一人で最後までやり遂げます。
文句を言わない
繊細さんは、とにかくいろんなことに敏感。
「この人今日イライラしてるな〜」とか
「この人仕事雑だなぁ」とか
「これ誰かがやらないときっと誰もやらないな」
こんな感じで、
どんどん周囲の情報を受信しています。
時には、
「なんでそんな感じ悪いの?」
「もっと丁寧に仕事してよ」
「なんでいつも私ばっかり気がつくん⁉︎」
などと思います。
でも思っても、その感情を表に出しません。
なぜなら、
自分の感情以上に
周囲の空気や調和を気にするからです。
自分よりも周りを大切にするので
時にめちゃめちゃ疲れてしまう。
1を聞いたら10まで考える
とにかく想像力豊か、感受性の塊なのが
繊細さん。
たった1を聞いただけで10が見えます。
いや見ようとします。
例えば、
「最近仕事やめようか悩んでて」
と同僚に相談を受けたら、
もうその一言だけで
- この同僚が置かれ的た状況
- 今悩んでる最大の理由は何か
- 今後の選択肢
- その同僚の将来
について、一瞬で深く考えはじめ、
帰り道でも次の日でも考え続けます。
あ〜〜〜看護師時代の自分www
共感性の高さや
感情移入の深さは一級品。
なんなら本来悩んでるはずの本人よりも
気が滅入って落ち込んでしまうこともある。
これが繊細さんの大きな特徴です。
非HSPが知らない間にHSPを追いつめる行動
非繊細さんが日常的に無意識に
「追い込んでしまっている」という事実を
知ってほしい。
人口の80%が非HSP。
つまり、HSPは社会的少数派、
マイノリティだということ。
マイノリティは存在を認識されない。
されたとしても、
「普通ではない、おかしなもの」と見なされて
結果として、
とてもやりにくい
生きにくい
仕事がしにくく
なって行きます。
「普通はこうやんね〜」とか
「当たり前よね〜」とか
こういった
多数派の価値観や常識を
押し付けてしまってないでしょうか?
ここを考えたい。
例えば、
仕事を依頼する側は、
手が空いてなければ当然言ってくれるやろうと思って
「今空いてる?」ときく。
手が空いてるか空いてないかを質問してるから
素直に空いていれば「空いてる」
空いていないなら「空いてない」って言うだろう。
これが普通でしょ?っと言うのが
多数派である非繊細さんの思考回路なんです。
まさか、
「私以外に頼める人がいないのかも?」
とか
「ちょっと忙しいけど断ると印象が悪くなる
から引き受けた方がいいのかな」
とか
いろいろ考えた挙句、
断れないなんて思いもよりません。
この非繊細さんの感覚って
悪意もないし、追い込んでやろうという考えもない。
例えば、非繊細さんがこの質問に答えるなら、
「あと10分くらいで今の仕事終わりますけど、
それ急ぎですか?」
もしくは、適任がいれば、
「あの人手空いてそうなんで、そっちに頼んで
もらってもいいですか?」
と提案するかもしれません。
(まぁこれは、仕事の経験値や役割・役職によってできるようになる人ももちろんいます。)
でも、繊細さんにとったら、
こんな発言ありえないんですよ。
自分より相手、自分より周りが大切なので、
少々苦しくても
文句も言わずに引き受けるんです。
これで仮に引き受けたはずの業務が終わらない、
元々の自分の仕事すら片付いていない
なんてことが起こったとしたら、
どうでしょう?
非繊細さんにしてみたら、
「え〜〜〜!」
「じゃあなんで空いてるって言ったの?」
「なんで引き受けたの?」
「ちゃんと確認とったよね?』
「断ったらよかったやん」
ってなるんです。
- なんでも引き受けてお人好しすぎるし、
- おまけに意見が言えない、
- 引き受けたことが終わらせられないなんて、無責任で仕事が遅い
HSPの特徴や中身を知らないばかりに
彼らの長所や短所もいっしょくたにして
こんなふうに表現しまってませんか?
非繊細さんにとっては当たり前にやってる
断ることや意見を述べること
考えてもしょうがないことは深く考え込まないこと
それができない人を、
考えすぎや悩みすぎだと一刀両断してしまっていませんか?
私は器用なHSPなのでw、
意見を述べるべきところは述べられるんですが
やっぱり繊細さんである後輩が
非繊細さんである先輩や上司に追い込まれてる
ところを見ると、
ただでさえ先輩や上司ってだけで
影響力が強いのに、
そこにマジョリティ・マイノリティ問題が
絡んでくると、もう勝ちようがない。
私はそういう状況、我慢できないんです。
だから、自分がなんとかしようと思って
自分を追い込んで、
自爆テロ起こすという無残な結果になるんです。
まぁ私は意味のあることだと信じてますけど。
はい、不器用なHSPでしたwww
ということで、
非繊細さんが繊細さんを日常的に
無意識に追い込んでいるっていう実態に
気づいていただけたでしょうか?
HSPと非HSPが仲良く手を取り合っていきていくために
さぁそれではここからが解決策です。
敏感すぎて繊細すぎて生きにくい
と言われる繊細さんと非繊細さんが
共存するために
繊細さんがどうすればいいのかは、
結構メディアでも語られてるんですが、
(興味のある方はぜひこちらを参照してください)
(私も実際この本買って勉強しました)
■中田敦彦のYouTube大学
「【繊細さん】気がつきすぎて疲れる人へ今日からできる実践テクニック」
今回は非繊細さんに向けての提案です。
どう考えても圧倒的に多数派である非繊細さんが
意識改革した方が効果が大きいし、話が早い。
多数派が取るべき行動はいつもたった一つです。
無知と無関心があらゆる少数派の
「生きにくさを生む」
これを知ること。
それしかありません。
無知な多数派=マジョリティが
少数派を追い詰めるのは
HSPに限ったことではありません。
もちろん、人種差別問題も、これに当たります。
私たちが生きていく上で
自分と違う人に出会う機会なんて
無限にあるんですが、
その違いが
多数派と少数派に分かれた時、
途端に少数派は弱くなってしまうんです。。
差別なんていとも簡単で、
あの人普通じゃない、あの人はおかしいと
みんなで言ってしまえばそれでいいんです。
それだけで成立します。
私も実際に女の世界で生きてきたので
こんなことしょっちゅうでしたし、
私はその環境がすごく嫌で、
そのマイノリティに感情移入して
守ろうとしていました。
そう、数の暴力で
いくらでもおさえつけてしまえるんです。
ここに労力はいらないんです。
多くの場合は、これを多数派が
自覚すらせずにやってしまうんです。
HSPのあらゆる行動が
敏感すぎる、繊細すぎるのであれば、
もちろん裏返せば、非HSPの行動は、
鈍感すぎる、無神経すぎると言うことになります。
話の本質は、その数ではなく、
その違いを受け入れることにあるんです。
そう!ダイバーシティを受け入れよう!
ってことなんです!
この事実を非繊細さんが知っておくだけでも、
今日から
行動や発言を少しマイルドにすることや
思いやりを持った振るまいが
できるんじゃないでしょうか。
繊細さんはアンテナの感度が高くて、
物事を深く考えるので
非HSPに比べて情報処理能力が高い
と言われています。
この能力を存分に引き出すことができれば、
とてつもないパワーになると思いませんか?
しかも、
全体の20%しかいない希少価値の高い人材です。
繊細さんのポジティブな面に目を向けて、
その長所を最大限に生かしてもらいながら
彼らの生きにくさに寄り添ってほしい。
ちょっとアツくなりすぎましたが、
寒くなってきたのでちょうどいいでしょうw
今日はこの辺で♪