こんにちは、ぽりんです!
本日は、なんとダーリンから
このテーマ、取り上げて欲しい!
と懇願してきたテーマでお送りします!
ありがとう!ダーリン!
みなさんは「ドクターショッピング」って
聞いたことありますか?
「セカンドオピニオン」は聞いたこと
あるかもしれませんが、
「ドクターショッピング」は聞きなれない方も
いるかもしれません。
実はわたくしぽりんも
最近まで知りませんでした・・・
医療職なのに、なんと疎い・・・w
最近ダーリンは病院で、

この患者さん、ドクターショッピングばっかしてて・・・
っていうワードを聞いたそうです。
カンファレンスでの看護師の発言です。
ちょっと待って!?
本当にその患者さんは
ドクターショッピングしてるのか?
自分に合う病院を探して変えることは
悪いことじゃないのに
さも悪いことかのように捉え、
ドクターショッピングなどと
言ってるだけじゃないか?
とダーリンは思ったそうです。
じゃあドクターショッピングって
どんなものか見ていきましょう。
ドクターショッピングは次々と病院を変えること
ドクターショッピングとは、
精神的・身体的な問題に対して、医療機関を次々と、あるいは同時に受診すること。〜wikipedia〜
だそうです。
つまり、
一つ目の病院の診察に満足がいかず、
二つ目の病院へ行ったけれど
同じようなことを言われ、納得いかず、
また別の病院へ行く。
という行動をくり返すことを言うそうです。
“何かもっとよい治療法があるはずだ”と、
根拠のない思い込みのもと、
理想の治療法を示してくれる医者を
探し求めた結果、
何軒まわっても不満足なまま
時間とお金を浪費することになります。
日本の医療保険制度はフリーアクセス、
国民皆保険が原則なので、
いつでも、誰でも、どこの病院でも
所得に見合った費用で受診できます。
まあ不妊治療はほぼほぼ自費ですがw
極端なことをいえば一つの病気について、
10件、20件と医療機関を渡り歩いて
受診し続けることができるのです。
しかし、
病院を何度も変えることで診療情報が
一つの病院に蓄積されず、
症状の変化がわからなくなるといった
デメリットも生じます。
厚生労働省は、
ドクターショッピングは
患者の利益になるとは限らず、
医療費の無駄遣いにもつながることから、
各自治体や健康保険組合に対して
ドクターショッピングをくり返す
被保険者について適正な受診行動を
指導するよう通知しています。
セカンドオピニオンとドクターショッピングの違い
「自分が納得する治療を受けるために
意見をもらうならセカンドオピニオンも
ドクターショッピングも一緒ちゃうん?」
って思う方もいると思います。
私も最初は何が違うかわかりませんでした。
確かに複数の医師の意見を聞くという面では
同じように見えるかもしれません。
しかし、大きな違いがあります。
まず、セカンドオピニオンは、
主治医の「第一の意見」を別の視点からも検討し、
患者さんにとってより納得のいく
最善の治療法を選択するためのものです。
これに対してドクターショッピングは、
患者さん自身が期待する治療法を勧める
「理想の医師を探す」という側面が
大きいようです。
そのため理想の医師を求め続けるうちに
時間が経ち、適切な治療を受ける機会を
逃しかねません。
また、セカンドオピニオンでは
医師間で診療情報をやり取りし、
そのうえで「第二の意見」を聞いて、
改めて主治医と患者さんで治療方針を話し合いますが、
ドクターショッピングでは
このようなことがありません。
最終的に個々に情報や意見が
集まるだけで、何が自分にとって
最善の治療なのかわからないままになります。
医療者として、医療者に言いたいこと
よく考えてみれば、
私も一種のドクターショッピングだったの
かもしれません。
でも、でもですよ?
そう言うのであれば、
医師、看護師など病院側が
ちゃんと患者さんに寄り添ってるか?
って話なんです。
不満や不信感を抱く原因を作ってるのは
ほぼほぼ医療者の態度や言葉ですよね。
それを改善しなければいけないんじゃないですか?
って言いたいんです!
態度を改めないで
ドクターショッピングドクターショッピング
言ってんじゃねーよ!
って思いますね。
ごめんなさい、口が悪いw
まずは、医療者として医療者に言いたい。
患者さんがドクターショッピングに
陥らないように
あなた方の態度や言葉を改めて欲しい。
そして。。。
私たち患者側も、
ドクターショッピングに陥らないために
できることをやって行かなくちゃ
いけないとも思う。
医師のどこに不満や不信感があるのか、自分に問いかけてみよう
不妊治療とは違う領域ですが、
慢性的な痛みを抱えている方は
ドクターショッピングに
陥りやすいそうです。
痛みは原因不明なことが多く、
個人差もあるため
「薬が効くまで耐えるしかない」
「あとは心の持ちようだ」
と心ない言葉を口にする医療者もいるようです。
患者さんは
痛みから解放してくれる医師を求めて、
文字通り死にもの狂いで
ドクターショッピングを続けます。
こうした必死の行動を第三者が責めることはできません。
信頼できる医師にやっと巡り会えた方は
「痛みを否定しない先生に出会えた」
「一緒に頑張りましょう、と言ってもらえた」
と痛みの治療そのものよりも、
医師の言葉や態度に救われたと言います。
中には、
理解と共感を示す医師と出会えたことで、
「痛みが消えたり軽くなったりしたわけでは
ないけれど、痛みを受け入れながら
生活できるようになった」
という方もいます。
考えてみれば不妊治療もそうですよね。
寄り添ってくれるところを探します。
私は少なくともそうでした。
3回クリニックを変えましたが、
やはり、医師や看護師の態度が業務的で、
相談できない、気持ちに寄り添ってくれない
ところが本当に辛かった。
ってのが原因です。
もし、あなたがドクターショッピングに
陥ってるかも!?って思ったら、
病院や医師の
どこに不満や不信感があるのか、
不妊治療を受け入れられているのか、
自分の心に問いかけてみましょう。
そして自分の大事にしていることに
優先順位をつけるのも
いいかもしれませんね。
ドクターショッピングの背後には、
あなたにしかわからない何かしらの意味があるはずです。
ドクターショッピングで
治療のタイミングを逃すことだけは、
どうか避けてほしいと思います。
でも、
やっぱりいやいや通って治療していても
不妊治療って
問題が問題だけに、
それがストレスとなって
うまく行かないことが多いです。
なので、断言します。
病院は、変えていいです!www
ちゃんと、自分が納得の行く病院を
自分軸で、自分が主体となって
見つけていきましょう。
それがきっと幸せに繋がるから。