こんにちは、ぽりんです。
先日久々に兄が帰ってきました。
久しぶりに話して、
「やっぱりお兄ちゃんすごいな〜」
て感じた大切なお話をしようと思います。
兄は、とにかく賢い人で、
子どもの頃から頭が良くて
高校も進学校の1位2位を争う存在でした。
神戸大学→大阪大学→東京大学で博士を取り
現在はご飯を食べるのも忘れるくらいに
免疫についての研究に明け暮れ、
今や、かの有名な英科学誌Natureに
研究論文が何度も載るほどで、
兎にも角にもすごい人なんです。
私は、そんな兄を持ち、
ずっとプレッシャーでした。
「お兄ちゃんがいい大学行ったから自分も頑張らないと。」
「お兄ちゃんが人類のために研究をしてるから、私も世のため人のために働かないと。」
自分では気づいていないけど、
学生の頃も、社会に出てからも、
心のどこかで自分と兄を比べていました。
そして、
兄より劣っていると感じていました。
そして、そんな劣ってる私を
親は愛してくれないだろう、
誰も愛してくれないだろうと
思っていました。
自分では気づいていないけど。
でも、
私は完全に大事なことを
すっ飛ばしていました。
それは、
自分がやりたいからやる。
自分が好きだからやる。
そう、兄は
決して言われたからやってるわけでもなく
誰かと比べてやってるわけでもないんです。
紛れもなく
自分がやりたいから
自分が好きだから
やってるだけなんです。
そして、
親や大事な人は
できがいい悪いに関係なく愛してくれるし
私が私でいれば
私が元気であれば
それだけで喜んでくれる。
ってことに
33歳になってやっと気づくというw
ほんと、遠回りしました。
でも、それが悪いことだとは思ってません。
いろんなことがあったから、
いろんなことを経験できたから、
いろんなことを考えられたから、
いろんなことを感じられたから、
今の私がある。
だから、
今の私でいいんだってこと。
それは誰にも否定しようのない事実。
だから、
あなたはあなたのままでいいんだよ。
無理に変えようとしなくていいんだよ。
ってことを今日は伝えたい。
そして、
もう一つ。
昔は全然話さなかった兄と
最近は連絡を取り合ったり
話したりしている。
困り果てる父親の存在をきっかけに。
で、やっぱり兄はすごいなぁと思った。
他人の悪行のフォローまでしていられない。
それよりまずは自分自身と母を大事にしてあげてね。
って言われたことです。
人間守られるものは限られてる。
人間できることは限られてる。
だから、本当に大事なものを優先して
その大事なものを全力で守ったり、
できることを全力でやる。
それこそが自分の使命だなと思いました。
私は、困ってる人をみたら
居ても立っても居られなくなって
すぐに手を出して最終的に自分が潰れる
ってことを、たくさん経験してきました。
目に入るもの、
自分の周りにあるもの
全部を守りたくなる。
全部私が守ってあげなくちゃってなる。
自分なら全部できるって思う。
でも、それが正解じゃなかった。
守ることのできないものは守れない。
できないことはできない。
それを素直に認めて、
自分を過信することなく
自分が守れる範囲を
自分ができる範囲を
全力でやっていく。
そういうふうに生きていこうと思う。
あれ、なんか意思表明になっちゃった。
だから、
あなたはあなたでいいし、
できることだけを全力でやったらいい。
それだけできっとあなたもあなたの大切な人も
きっと幸せになるから。
どうか、無理をしないでください。